
お世話になっております
DALIOです
少し前の話になるのですが
ネパレンシスのブリードを始めました
みんな大好きネパレンシス
今回、初挑戦となります
ブリードは温度管理さえできれば
簡単とのことですが
無事に幼虫とれるでしょうか
親購入
種親となる個体は
2020年2月の「KUWATA大宮」でブースさんから購入
学名: Dorcus nepalensis
産地:インド/アルナーチャル・WK(A.P.west kameng)
累代:WF1
♀:46.0㎜
はぁー
やっぱりネパレンシスはいいですね
悔やまれるのは
写真より実物のほうが数倍格好良く見えること
なんか…上手く撮れないんですよね
エラフスホソアカやフォルスターは
写真映えするんですけどね
是非手にとっていただきたいクワガタです
ペアリング
羽化日が2019年12月なので
購入当時は休眠中
休眠期間は約半年とのことでしたので
6月まで
ミズゴケを入れたケースで管理しました
15℃に設定したワインセラーにてVIP待遇です
4月ー16℃
5月ー17℃
6月ー19℃
と4月から徐々に気温をあげて
活動を促しました
6月に入ってから、動き回るようになったので
試しゼリーを与えたところ♂♀ともに爆食
休眠期間半年は間違いではないようです
その後は、2週間ゼリーを与え続けて
ペアリングを行いました
ケース:コバエシャッター中
温度:19℃
湿度:70%
顎を縛ることなく、無事に交尾を確認
紳士的で本当に助かります
念のため3日ほど同居させました
産卵セット
ペアリング後、♀を個別管理し1週間ゼリーを与え
産卵セットへ投入しました
ネパレンシスは菌糸ボトルに産卵するようなので
評判の良い神長きのこ園さんの
「グリードSLボトル」を使用しました
マット:ヒノキマット
湿度:70%
菌床産卵は初の経験だったのですが
こんなに簡単で大丈夫か?
と不安になるほど楽に組めました
ケースにヒノキマットを敷いて
菌床ボトルを置くだけ!それだけ!
ボトル側面の白いものはキッチンペーパーです
若干隙間があるので、固定用に入れました
ボトルのフタには最初から穴が空いているので
そこに合わせるように潜航用の穴を空けて
♀を投入します
ここで産卵の準備ができている♀は直ぐに潜航
産卵の準備ができていない♀は潜航しないか
潜航後直ぐにでてしまうようです
我が家の♀はどうでしょう
あっ!直ぐに潜航
どんどん潜っていく
その後
ボトル底部には大きな潜航痕が !
外にも出てきていないようですし
これは勝ったな!
爆産だったらどうしようかしら
産卵セットその後1
産卵セットを組んで1ヶ月
幼虫は愚か卵を確認出来ておりません\(^o^)/
♀は菌糸ボトルから出てくることなく
中でおやすみ中です
成熟してない?
交尾できてない?
産卵床が気にいらない?
ボトルの中で♀が死亡することだけは避けたいので
割り出すか悩みました
ただ
劣化したカワラ菌糸に産むと聞いたことを思い出し
もう少し放置してみることに
産卵セットその後2
セットを組んで2ヶ月
8月に入り
これまで変化のなかったボトルに新たな潜航痕が!
よく確認してみると…
卵を発見!
更に経つこと1か月
孵化した幼虫を確認!
卵の期間は20日程度でした
産卵までのタイムラグですが
要因は以下の2点だと思います
1.成熟まで時間が必要だった
2.菌床の劣化が足りなかった
初めてのブリードなので、正解はわかりませんが
恐らくは2番目かな?
だとしたら放置して良かった…
我慢した甲斐がありました
割り出しは10月半ばの予定です
また我慢の日々…
それでは―!