
どうも、ダリオです
本日は増種記事です
人生初となる南米のクワガタを購入しました
その名も
「フェモラトゥスホソクワガタ」
こんな奇抜な種がいるんですね…
南米種は変わったものが多いなぁ
飼育・繁殖は難しくないとのことですが
果たして上手くいくでしょうか
個体紹介
個体紹介
フェモラトゥスホソクワガタ
学名:Leptinopterus femoratus
産地:ブラジル/Sao Paulo
累代:WF6
♂:フリー
♀:フリー
学名:Leptinopterus femoratus
産地:ブラジル/Sao Paulo
累代:WF6
♂:フリー
♀:フリー
♂はこちら

左右非対称な大顎
うっすらと赤みがかったマットボディ
黄金に輝く小楯板
情報量が多すぎる
脚も凄く綺麗な橙色です
他の方が撮った個体を見ると
脚は黄色に見えるのですが、我が家の個体は橙色です
個体差なのか、露出の違いか
♀はこちら
配色は♂とほぼ同じですね。
ここまで独特だと同じホソクワガタの♀と
誤同定の心配がなくていいですね
このクワガタ、撮影自体は面白いのですが
兎に角動く!
全く止まってくれなくて大変でした
長時間撮影してると大抵のクワガタは飛翔しますが
フェモラトゥスはそんな素振りは見せませんでした
野生下では地表で歩き回って生活しているんですかね
ペアリング
羽化(繭から取り出した日)から約1か月
後食を確認したので
ペアリングをしました
詳細な羽化日がわからないので成熟までの期間は不明です
無事、累代出来たら確認してみます
ペアリング環境
期間:2020.4.1-14
ケース:クリアスライダー
温度:20℃
湿度:50-70%
ケース:クリアスライダー
温度:20℃
湿度:50-70%
20℃に設定したワインセラーで2週間管理しました
ペアリングは問題なく、目視で交尾を確認しました

♀に攻撃する素振りもなく
小型のミヤマクワガタのように大顎で♀を挟み込んで交尾するタイプではなかったので安心して見てられました
ただ気性の荒さは個体差があるため
参考程度にしていただければと思います
来年は複数ペア所持して検証しよう
産卵セット
産卵セット概要
期間:2020.4.19-
ケース:コバエシャッター小
産卵材:なし
マット:Nマット
温度:20℃
湿度:50‐60%
ケース:コバエシャッター小
産卵材:なし
マット:Nマット
温度:20℃
湿度:50‐60%

コバエシャッター小にNマットを敷き詰めただけのシンプルセット
体毛のあるクワガタは高湿度の環境を好む気がするので

体毛?細毛?が目立つように黒バックで撮影
マットの加水量は多め
ミズゴケを多めに敷いて
他のクワガタより高頻度で霧吹きをしました
(3日に1度)
生息環境が全くわからないので
試行錯誤です

♂♀の相性は悪くないようだったので同居させました
♀が写ってないのは、音速で潜っていったから
さて、産卵してくれるかなー
割り出しが楽しみです
それではー!